お寺のKolam – 「パディコーラム/カッタコーラム」

【Kolam:コーラム】

手を使って米粉で文様を地面に描く、
インドに伝わる伝統文化。
(タミル州やケララ州での呼び方だそう)

Kolamに初めて出会ったのは南インドのケララ州ですが、
私が出会った家庭では手ではなくステンシルのような型で簡単に描かれていました。

「描く瞑想だよ。」と
インドの方に教えていただきました。

「祈り」でもあるそうで、
お寺にもよく描かれているようです。

パディコーラム/カッタコーラム

久しぶりにインドでKolamを学ばれた方に教わる機会がありました。

Kolamで描く文様には意味があったり、
家に伝わる文様などもあるらしいのですが、
お寺に纏わる伝統的なKolamがあるそうです。

「パディコーラム/カッタコーラム」
と呼ばれるそうで、

最初にお寺の池を描き、
紆余曲折しながらも平行な線を進めていく
人生の教えのようなKolamです。

「プージャ」という
ヒンドゥー教の神様へのお祈りの儀式でも
日本の仏教と同じでお供えをします。

Kolamの真ん中に小さいですがお花を供えてみました。

そのお供えも元々は神様、
自然からいただいたものです。
Kolamは循環するこの世界に感謝する行為かもしれませんね。

Shanti🙏

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