自宅で過ごす期間が長い時、
インドに伝わる米粉と手で描く祈りの行為・Kolamが
心の救いになっています。
今回は先生から教わった
真ん中に8つの花弁の蓮の花を
描くことの意味を知りました。
8はインドでは富を表すそうです。
例えば8芒星はヒンドゥーの豊穣の女神ラクシュミーの象徴です。
そんな縁起が良い8弁の花弁が開いた
蓮の花のKolamを描いてみました。
Hṛdaya Kamalam
最初に真ん中に種となる点を置き、
そこから描いた8つの花弁の蓮の花を
Hṛdaya Kamalam「心の蓮」と呼ぶそうです。
Kolamでよく描かれる模様の一つだそうですが、
蓮の花は仏教でもヒンドゥーの文化でも
神秘的な花とされています。
それは泥の中からでも茎を伸ばし、
美しい花を咲かせる様子が
何にも負けない生き方の象徴だからかもしれません。
Kolamはただ美しい模様を楽しく描くだけではなく、
自分の生き方への向き合い方が反映されるのですね。
今回は真ん中の蓮の花以外はノープランで描きました。
私自身が蓮のような負けない強さを求め続けているのか、
規則正しく外へ広がるKolamです。
クローバを供えたのは
草むしりをしていない庭に生える
雑草の逞しさにも力を貰ったからかもしれません。
あるいは四つ葉クローバーが
幸運の象徴だからかもしれません。
今の自分が何を考えて
どういう御祈りをしているか向き合えて
Kolamが描けるようになったら、
幸福にも気付けるようになるかもしれません。
shanti 🙏