遠い昔に描いた自画像 セルフ・ポートレートを見つけました。
そもそも古くから人の肖像を描く肖像画は、
その人の権威を示したりする為に
依頼されて画家が描くことが多かったようです。
それでは自らを描く自画像はなぜ生まれたのでしょうか?
神話を描いてきた西洋諸国の絵画が
人々の日常を描くようになり、
いつしか自らも映り込むようになってきたのでしょうか?
オランダの画家レンブラントは
生涯を通して自画像を50作以上も描いているそうです。
モデルがいなくても身近にいる存在の自分。
歳月ともに変化していく自分の姿。
アイデンティティの確立と
自らの存在の権威を示す為に描いたのでしょうか?
写真の技術が生まれてからは
記録の為に多くのポート・レートが撮影されています。
現代では自らをPRする為に自撮りをする時代。
レンブラントが生きていたらどのような写真を残したのでしょう。
「絵描きは写真はとらん!」と跳ね除けたかもしれません。
あるいは、「写真を超える光の絵」を描いていたかもしれません。
想像するだけで楽しくなる自画像 ポート・レートの世界。
▼ されど自撮りなき 「徒然ええもん帖」▼
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