2020年8月大阪の大川に、
ぷかぷかと大きなアヒルが漂っていました。
オランダ人アーティスト
フロレンタイン・ホフマンの作品
「ラバー・ダック」です。
世界中を旅して公共空間に設置される
パブリックアートなアヒル様です。
2009年から大阪に時折現れるのですが、
2020年は満を持しての登場でした。
「漂えど沈まず」
とタイトルされた今回のテンポラリー(一時的)な展示。
新型コロナウィルスに伴う
緊急事態宣言解除後の皆の生活に、
癒しを届ける事が目的だったようです。
天満橋の八軒家浜から見る、
非日常なコロナ禍に浮かぶ
愛らしいアヒルの哀愁漂う背中は、
とても眩しかったです。
公共の場所でアート作品を使って
メッセージを伝えようとする取組みは、
「面白いな」「日常とは違う驚き」という、
家で引きこもっていては感じ得ない感覚を
思い起こさせてくれます。
もう沈んでしまいそうという時がきたら、
「ラバー・ダック」の姿を思い浮かべて、
今はただ漂っているだけと思いたいものです。
※ラバー・ダックグッズの売上の一部が、
新型コロナウィルス感染症に関わる
医療に従事する人達への支援になるそうです。
「ラバー・ダック」の行く末を知りたい方は
「Rubber Duck Project 」を検索🔎