家での食事より、外食が楽しみにいつからなってしまったのでしょうか。
家庭での食事を見直し喜びを感じるきっかけをくれる食堂と出会いました。
Relish食堂
京都の大山崎町は自然に囲まれ、
「大山崎山荘美術館」などの貴重な文化遺産や
地産地消の食材を活かした美味しいお店がある素晴らしいところです。
中でも「Relish食堂」さんは普段の食を見直せるお店です。
同じく大山崎にある料理教室と日用品のお店
「Relish」さんが運営するオーガニック食堂です。
お昼のメニューは月替わりの定食と
スイーツとカフェメニューとシンプルです。
料理教室とのことだけあって
今から食べるお料理のレシピが黒板に書かれています。
そして、美味しいほうじ茶を頂きながら
お料理を待つ時間も心地が良いものです。
弥生のお昼ごはん
３月（弥生）のメニューは
- 揚げ鶏のネギチリソース
- 無添加ベーコンと卵のリーフサラダ
- 菜の花ときくらげの卯の花
- 春キャベツと天然エビのマリネ
- 季節の野菜とお揚げのお味噌汁
- 糠漬けと佃煮
- 五分づきご飯
- 焼きりんご
一度は食べたことがある馴染み深いお料理。
しかし、一口食べた途端に衝撃を受けました。
こんなに美味しいリーフサラダは食べたことがありません。
何のドレッシングを使っているのでしょうか。
お店の方に尋ねると…
手作りドレッシングに使われる
京都・山田精油さんのねり胡麻「ごまねりねり」と
卵の潰し方（ミモザ風）を丁寧に教えて下さいました。
サラダがこんなに美味しいのだから
メインの揚げ鶏のネギチリソースが美味しくないわけありません。
奥丹波産鶏のもも肉のジューシーさ、むね肉の弾力性の両方を味わえるのです。
そしてはんなりとした辛味のチリソースも
山田精油さんの「ごまらぁ油」を使われているとのこと。
京都のモノづくりの融合に感動しました。
そして今まで何度も食べたことがある、
卯の花は別の料理に思えました。
水っぽくなくパサパサもしない絶妙な食感で、
京都長岡京のあいらぶきっちんさんのおからに
うね乃のお出汁が染みています。
少し燻したような苦味と深みを感じたのは
山田精油さんの「ごま油」でしょうか…
次に訪れた際に聞きたくなるほど美味でした。
旬の春キャベツは甘味同士のエビと合います。
このお料理のレシピも黒板に書いていたので自宅で作ることができます。
そう。
「Relish食堂」さんの定食は
今までの家庭料理を見直させてくれるのです。
東寺・うね乃さんの削り節のお出汁を存分に味わえるお味噌汁。
お味噌はお出汁の味を邪魔しないほどに入れるようです。
そしてお揚げは少し焼いてサクッとさせて
最後にお味噌汁に入れるのが最高の食べ方だと知りました。
サクッとふわっと、スープで言うとクルトンのようです。
家での濃い味噌汁との違いに愕然としました。
全ての美味しいおかずを包み込む、
優しい食感の五分づきご飯。
糠の香りが効いている糠漬けと、
お出汁をとった後の削り節と昆布で作った佃煮がいい味を出しています。
デザートに厚みのある焼きりんごも添えられていて大満足です。
本当にごちそうさまでした🙏
これからも時折「Relish食堂」さんに訪れ、
食事と料理を見直す時間を過ごしたいです。
外食ばかりがハレノヒではなく、
家での食事が毎日ハレノヒになるよう
精進したいと思うひと時でした。
（早速、自宅でアレンジして焼き鶏のチリソースを作りました✴︎）
良い経験をありがとうございました。
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