まだ寒さ残る春の日。
京都の東寺付近を散歩していたら、
早咲きの桜が咲いておりました。
空を埋め尽くすほどに咲き誇る桜。
花が重なりあって桃色の層ができています。
その層から現れたのは…
国宝「五重塔」
木材で組まれ積み上げられた、美しい完璧な層で造られている塔。
丁度、
初層内部の公開時期でしたので拝見しました。
中には…
なんとも崇高な如来様がいらっしゃいました。
そして色は剥落していますが、
建造当時の輝きが目に浮かぶ華やかな曼荼羅に文様。
飛天や空海様などの仏画が全面に描かれていました。
天に向かう圧倒的な存在感。
美の極みとはこういうことかもしれません。
枝垂れ桜の層と共演する時季も
もうそろそろかもしれません。
ありがたいものを拝ませていただきました🙏