規則性があるようで不規則 – kolam 梅のコーラム

kolam コーラム

それはインド(主に南インドでの呼び方)に伝わる祈りの行為。

インドでは朝、家の前の地面に家内安全や魔除け、自然への帰依などの祈りを込めて
米粉などで手(指)を使って文様を描くそうです。

※私は南インドで初めて描いて、日本で先生に教わりました。上記内容はうろ覚えです。

祈りであれば毎日行いたいものですが、
ズボラなものでずっと洞穴で眠っていました。

それが最近梅の花ばかり見つめていたからか、
朝目覚めたらkolamで描く形がイメージできました。

毎年この季節に規則正しく咲く梅
自然の規則性があるように並ぶ花弁とおしべ

実際の梅一花の花びらは5枚。おしべは40本以上。

ですので規則性のない私の勝手な梅イメージから生まれたkolamです。

急ぎ用意したお菓子用うるち米の米粉の為、
中々思うように大地に落ちませんでしたが、
ぼやけた感じもご愛嬌です。
(水分量が少ない海外のお米の米粉の方が描きやすいそうです。)

鳥や虫、そして風と雨kolamを米粉を流してくれるでしょう。

咲いている花もやがて散り、土に戻ります。

今日だからこそ描けるkolam
一日一生、一期一会です。

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